こんにちは松野です。 今回のお題はこれ!
ノンシリコンシャンプーってどうなの?
A.良い物もあればそうじゃ無い物もある!
市販のシャンプーって洗浄成分に高級アルコール系の洗浄力が強い物が使われてたりします、
で、洗浄力が強いとどうなるか
毛が細い方やダメージ毛は非常に絡んで洗いづらくなります。
手触りを良くするために潤滑させる成分シリコンが配合されてます
(正確にはシリコーンです。台所などにあるシリコン製の鍋敷きなどとは全く別物なんですが便宜上シリコンと表記します。)
よくある『ノンシリコンシャンプー使ったらキシム』って言われるのは
シリコンが入ってたシャンプーからシリコンを抜いたからです、
もちろん代わりの潤滑成分は入ってたりしますがシリコンほど手触りが良くないんです、
かといってすべてのノンシリコンシャンプーがキシんだりするわけではありません
美容室のシャンプーは大抵ノンシリコンですがなんでキシまないのか?
それは洗浄成分がマイルドなアミノ酸系などを使ってるものが多いからなんです
ただ原材料がアミノ酸系だとコストがかかるので
どうしても美容室のシャンプーって高くなっちゃうんです (^_^;)
ここからはさらにマニアックになるんですが
石鹸シャンプーについて
石鹸の脂肪酸が、水道のカルシウムイオンと結合して
石鹸カスが髪表面に付くのでごわつきます。
それをお酢とか酸リンスで中和します。
すすぎが不十分で、まだ髪の毛に石けんカスが残っているときにリンスすると、石けんカスは全て脂肪酸に変わって、髪の毛にべったりと吸着します。
とくに水道水が硬水の地域だと石鹸カスがたくさん出やすくなります。
ちなみに京都市の水道水は硬度40程度の軟水です。
髪の毛が安定するのはPHが弱酸性の時です
石鹸はアルカリ性で酸リンスなどは強酸性です。
メーカーにもよるでしょうが過収斂をおこしキシんだりします。
髪質によりますがパーマやカラーされてる方にはちょっとオススメしできないですね。
あとよく言われる
高級アルコール系の洗浄成分
についてですが
ラウリル硫酸○○とかラウレス硫酸○○などなどと表記のあるものです
市販のシャンプーによく入ってます、特徴は
- 泡立ちがいい
- 洗浄力が強すぎる
- 安い
- 刺激が強すぎる
など
動物実験などをして毒性を主張されることもあって不安に思われてる方もいらっしゃると思いますが、実験で使われてるのって原液をありえない時間(何十時間とか)置いた結果が多いんです
通常はシャンプーって濡れた髪につけるのでかなり濃度も低く、短時間ですよね
しかもラウリル硫酸○○って台所洗剤や歯磨き粉にも配合されてるものもあるんです。
洗うためのものなんでそれだけ濃いものを時間置けば皮膚に異常もきたしますよね
(^_^;)
あとなんでしたっけ?
経皮毒
これ造語です。
科学的根拠なしです
皮膚は基本水分を通さないし、経皮浸透できる物質も限られてる上に浸透速度は一般的に遅い
万が一吸収されたとしても濃度も低くごくごく微量だと思われ、誤って歯磨き粉飲み込んだほうが危ないですよね
(^_^;)
シリコンが毛穴に詰まる?
網目状なので空気も水も適度に通します、
またシリコン自体は水とも脂とも馴染まない性質があるため毛穴に入り込んで詰まらせる、
という浸透性はありません。
毛穴詰まりの原因は皮脂、髪が多い方や長い方に多く見られるのがシャンプーをしっかり出来てないか、しっかり流せてないかのどちらかですね。
気になる方はSaks hair(サックスヘアー)で頭皮チェックしてるんで気軽に声かけてください。
で結局どうなん?ってお話ですよね (^.^)
結論は
シリコンだからダメ
ノンシリコンだから良いってことは特にないです
使い方の問題だったり、髪質に合ってなかったりってことはよくあるので
シャンプー、トリートメントでお悩みの方は一度Saks hair (サックスヘアー)でご相談ください。
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